一目ぼれする人続出のつばき柄の御朱印帳!帯ゴム付きで持ち運びも便利
神社の神主(神職)さんは、公務員のように国から給料をもらっていると思っていませんか? 実は、戦後の政教分離によって、神社は国から独立した「宗教法人」となり、その運営はすべて自分たちの力で賄わなければならなくなりました。つまり、神主さんの給料は、会社員と同じように「神社の収益」から支払われています。この記事では、意外と知られていない神主の給料の出どころや、神社の規模による収入の違い、兼業が必要な現実について解説します。
神主の給料はどこから出る?収入の仕組みをざっくり把握
神主の給料の源泉を一言で言えば、「参拝者からのお供え」です。神社は信仰の場でありながら、組織を維持するための経済活動も行っています。建物(社殿)の修繕費、光熱費、祭典の費用などを差し引き、残った資金が神職や巫女の給与として配分されます。神社の経営状態がそのまま給料に直結する、非常にシビアな世界でもあります。
神社の収入と人件費の関係
神社も一般企業と同じく、収入がなければ人を雇うことができません。神社の主な収入源は、賽銭、祈祷料、授与品(お守り・お札)、寄付金などです。これらの中から、神社の維持管理費を支払い、最後に残るのが人件費となります。そのため、多くの参拝者が訪れる有名な神社では、神職を何人も雇い、安定した給料を支払うことができますが、参拝者が少ない地方の小さな神社では、神職一人分の給料を捻出することさえ難しいのが現実です。
祈祷料・初穂料が支えになる理由
七五三、お宮参り、厄除け、地鎮祭などの「ご祈祷」で納められる「初穂料(はつほりょう)」や「玉串料(たまぐしりょう)」は、神社の運営を支える最も大きな柱です。これらはサービスの対価(代金)ではなく、あくまで神様への「お供え」という位置づけですが、現実的にはこの収入が神職の生活を支えています。一件数千円〜数万円の初穂料が積み重なることで、神職は神事に専念する時間を確保できるのです。
授与品や御朱印が収入になる流れ
お守り、お札、破魔矢、おみくじ、そして近年ブームの御朱印。これらを参拝者が受ける際に納めるお金も重要な収入源です。ただし、これらには原価(製作費や紙代)がかかります。お守り一つとっても、奉製(製造)、内職での袋詰め、ご祈祷といったプロセスを経て並べられます。その差額が神社の収入となり、回り回って神職の給料の一部となります。御朱印ブームは、経営が苦しい神社にとって、屋根の修理費や神職の活動費を補う貴重な助け舟となっている側面もあります。
氏子・崇敬者の支援があるケース
地域に根ざした神社(氏神様)の場合、その地域に住む「氏子(うじこ)」や、その神社を信仰する「崇敬者(すうけいしゃ)」からの会費や寄付(奉賛金)で運営が成り立っているケースがあります。特にお祭りの費用や社殿の改修費などは、氏子会からの拠出が大きい場合があります。神職の給料が神社単体の収入では賄えない場合、氏子会から「手当」のような形で支給されたり、兼務している複数の神社の収入を合算したりして生計を立てることも珍しくありません。
和柄好きにはたまらない!たっぷり入るショルダーバッグはギフトにもぴったり
神主の仕事理解におすすめの本・資料
「神主って毎日何をしているの?」「給料事情をもっと詳しく知りたい」という方におすすめの、リアルな実情が描かれた書籍や資料をご紹介します。
| 書籍名 | 概要 |
|---|---|
| 『神主はつらいよ: とある小さな神社のあまから業務日誌』 | 壮神社・著。地方の小さな神社の宮司が、日々の業務や苦労、喜びを綴ったエッセイ。経済的な厳しさもユーモアを交えて描かれています。 |
| 『神主ライフ!: 神様に好かれる秘訣、教えます』 | 吉田さらさ・著。神職の資格を持つ著者が、神主の日常や修行の内容、神社界の裏側をポップに紹介する一冊。 |
| 『神職宝鑑』 | 神職を目指す人や現職向けの実務書。祭式の作法や祝詞の書き方など、専門的な内容が網羅されており、仕事の「重み」を知るのに最適。 |
| 『神社神道講話』 | 神社本庁などが発行する講話集。神道の精神や神職としてのあり方を学ぶための、少し硬派な資料です。 |
| 『入門 神様と神社』 | 初心者向けに、神社の仕組みや神様の種類、神職の役割をわかりやすく解説した入門書。 |
| 『神主さんが教えてくれる「おとなの神社旅」』 | 加藤健司・著。神職の視点から、神社の楽しみ方や見どころを紹介。観光視点だけでなく、中の人の視点が学べます。 |
\ 国内・海外のテーマパークや美術館・博物館チケットに使える!/
数量限定クーポンで旅行先で素敵な体験を!
給料の差が出るポイント|規模・雇用・役職で変わる
神主の給料は、「どこの神社に勤めるか」で天と地ほどの差があります。一般企業のサラリーマン並み、あるいはそれ以上の収入を得る人もいれば、神職としての収入だけでは生活できず、別の仕事をしている人もいます。
大きい神社と小さい神社の違い
伊勢神宮、明治神宮、太宰府天満宮といった、全国的に有名で参拝者が絶えない「別表神社(べっぴょうじんじゃ)」クラスの大規模神社では、給与体系が整っています。初任給から昇給、ボーナス、退職金、福利厚生まで、一般企業と変わらない待遇が用意されていることが多いです。一方、地方の小さな神社や、宮司一人が家族で守っているような神社では、給料は「その月のお賽銭次第」ということもあり、非常に不安定です。
常勤・非常勤・兼務の働き方
神社の働き方にはいくつか種類があります。
- 常勤: その神社に毎日出勤し、フルタイムで働く。大規模神社に多い。
- 非常勤(助勤): お正月や七五三など、忙しい時期だけアルバイトとして働く。日給制が多い。
- 兼務: 一人の宮司が、本務社(メインの神社)以外に、無人の神社を数社〜数十社掛け持ちして管理する。それぞれの神社の小さなお祭りや管理費を合算して収入とする。
宮司・禰宜・権禰宜など役職の違い
神職には階級(役職)があり、それによって給料も変わります。
- 宮司(ぐうじ): 神社の代表者(社長)。責任は重いが、給料も一番高い。
- 権宮司(ごんぐうじ): 副代表。大規模神社にのみ置かれる。
- 禰宜(ねぎ): 宮司を補佐する役職(部長・課長クラス)。
- 権禰宜(ごんねぎ): 一般職員。若手神職はここからスタートする。
大規模神社では、役職が上がるにつれて給料も上がりますが、小規模神社では宮司であっても収入が少ないことは多々あります。
副業や兼業が必要になる事情
実は、日本全国の神主の多くは「兼業神職」だと言われています。神社の収入だけでは家族を養えないため、平日は会社員、公務員、教職員として働き、土日だけ神主として祭典を行うというスタイルです。これを「サラリーマン宮司」と呼ぶこともあります。彼らにとって神主は「稼ぐための仕事」ではなく、「家業や伝統を守るための奉仕」に近い意味合いが強くなります。給料が出るどころか、自分の給料から神社の修繕費を持ち出している(赤字)ケースさえあるのが現実です。
小学校の教科書にも載っている人気狂言も掲載されているのでとってもわかりやすい!
能や狂言を観る前にも観たあとにもおすすめの一冊です。
神主の給料がどこから出るかがわかるまとめ
神主の給料は、国からの支給ではなく、参拝者の祈祷料やお賽銭、授与品の初穂料といった「神社の事業収入」から出ています。そのため、神社の規模や知名度によって年収には大きな格差があり、多くの神職は別の仕事を持ちながら、使命感で神社を守っています。もし神社でお祓いを受けたりお守りを買ったりする機会があれば、その初穂料が日本の伝統文化と神職の生活を支えていることを思い出してみてください。
能や狂言の鑑賞に軽々と足を運べるようになる!
