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七福神のご利益一覧!願い事別の神様ガイドと見分け方のコツ

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七福神は、古くから日本で親しまれている「七人の福徳を授ける神様」のグループです。室町時代頃から信仰が広まったとされ、異なる背景を持つ神々が集まることで、あらゆる願いをカバーする強力なパワースポットとして愛されてきました。この記事では、それぞれの神様がどのようなご利益を持っているのかを一覧で紹介し、見分け方や巡り方の基本について、初心者の方にも分かりやすくお伝えします。

目次

七福神のご利益一覧|叶えたい願いから逆引きできる早見表

七福神の最大の魅力は、一人ひとりの神様が異なる分野の守護を担っていることです。そのため、自分の今の悩みや目標に合わせて、重点的に拝むべき神様を選ぶことができます。もちろん七人全員を巡るのが理想的ですが、それぞれの個性を知ることで、より親しみを持って手を合わせられるようになります。ここでは、具体的な願い事のカテゴリーに分けて、どの神様がどのようなお力を貸してくださるのかを詳しく見ていきましょう。

金運・商売繁盛に強い神様

金運や商売繁盛を願うなら、まずお参りしたいのが「恵比寿(えびす)」様と「大黒天(だいこくてん)」様です。恵比寿様は七福神の中で唯一の日本出身の神様で、もともとは漁業の神様でしたが、現在は「商売繁盛の神様」として絶大な支持を集めています。特に、誠実に商いをする人々を助け、予期せぬ大きなチャンス(大漁)を運んできてくれると信じられています。仕事での成約や、お店の繁盛を願う方に最適です。

一方の大黒天様は、大きな袋を背負い打ち出の小槌を持った姿でおなじみの「財宝の神様」です。大黒柱という言葉の語源とも言われ、家計を支え、食べ物に困らない豊かな生活をもたらしてくれます。金運アップだけでなく、蓄財(お金を貯める力)や食の安定を願う際に非常に心強い存在です。この二柱は「恵比寿・大黒」とペアで祀られることが多く、攻めの商売繁盛と守りの財運確保、両面から私たちの暮らしを支えてくださいます。

仕事運・出世運を支える神様

勝負強さや出世を願う時に頼りになるのが「毘沙門天(びしゃもんてん)」様です。鎧を身にまとった武神の姿をしており、厄除けとともに「必勝」の功徳を授けてくれます。現代のビジネスシーンにおいては、困難な交渉を成功させる力や、ライバルに競り勝つ勝負運、そして組織の中でリーダーシップを発揮するための威厳を授けてくれる神様として信仰されています。昇進試験や大きなプロジェクトの成功を祈る際におすすめの神様です。

また、知恵や学問、さらには芸術の才能を伸ばしたい時は「弁財天(べんざいてん)」様を訪ねましょう。七福神で唯一の女神である弁財天様は、音楽や言葉、知恵といった「才能」を司る神様です。仕事において創造性を発揮したいクリエイターの方や、コミュニケーション能力を高めて円滑な人間関係を築きたい方にご利益をもたらしてくれます。弁財天様は水の神様としての側面もあるため、滞っている運気の流れを清め、新しいステージへと導いてくれる力も期待できます。

家庭円満・子宝に寄り添う神様

家庭の平和や子宝、そして円満な人間関係を願うなら「布袋尊(ほていそん)」様がぴったりです。中国に実在した禅僧がモデルとされており、常に絶やさない笑顔と大きなお腹は「広い器」を象徴しています。布袋尊様は、どんな困難も笑って受け流す心の余裕と、周囲との和合(仲良くすること)をもたらしてくれる神様です。家族間のトラブルを解消し、笑いの絶えない家庭を築きたい時に、その穏やかな力で包み込んでくださいます。

また、布袋尊様は「子宝の神様」としても有名です。背負っている大きな袋には、福徳だけでなく子供への慈しみも詰まっていると言われています。新しい命を授かりたい方や、育児中の方が子供の健やかな成長を願う際に、慈愛に満ちた守護をいただけます。特定の大きな願いだけでなく、日々の何気ない幸せを大切にしたい、誰に対しても優しくありたいという心の在り方を整えてくれる神様でもあります。

健康長寿・厄よけを願う神様

自分や家族の健康、そして長く元気に過ごしたいという願いに応えてくれるのが「福禄寿(ふくろくじゅ)」様と「寿老人(じゅろうじん)」様です。福禄寿様は、その名前の通り「福(幸福)」「禄(身分・財産)」「寿(寿命)」の三つを全て授けてくれる欲張りな神様です。特に出世と長寿の両立を願う方に適しており、徳を積みながら長く社会に貢献できるよう導いてくれます。知恵を授ける神様でもあるため、高齢になっても頭脳明晰でいたいという願いも届きやすいです。

寿老人様は、不老長寿の桃や巻物を持った姿で描かれ、特に「健康」と「病気平癒」に特化したご利益を持っています。白髪の穏やかなお姿は、経験と知識を兼ね備えた長寿の象徴です。厄年などで心身の不安を感じている時に、穏やかな日常を守る「厄よけ」としての力も発揮してくれます。この二柱は姿が似ていることもあり、どちらも長寿を司る神様として、人生100年時代を健やかに生き抜くためのパワーを授けてくださる大切な存在です。

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七福神めぐりにおすすめのアイテム

七福神を祀る寺社を順番に回る「七福神めぐり」をより楽しく、スムーズにするためのアイテムをご紹介します。専用の集印グッズや、長時間の歩行をサポートする道具を揃えて、心豊かな巡礼の旅に出かけましょう。

七福神めぐり専用の御朱印帳

七福神めぐりには、各コース(隅田川、新宿、鎌倉など)専用の色紙や御朱印帳が用意されていることが多いですが、自分専用の使いやすい一冊を持っておくと、全国どこの七福神でも記録できます。

商品名蛇腹式 御朱印帳
ブランドデザインフィル(ミドリ)
特徴にじみにくい上質な和紙で、七人の神様の墨書きが美しく映える
公式サイトミドリ公式サイト

御朱印を折らずに保管できるホルダー

限定の切り絵御朱印や、書き置き(紙の状態)の御朱印を授かった際、折り目や汚れをつけずに綺麗に持ち帰るためのファイルです。

商品名御朱印ホルダー
ブランド千糸繍院(せんししゅういん)
特徴糊を使わず差し込むだけで、大判の御朱印もすっきり収納可能
公式サイト千糸繍院公式サイト

小銭入れ(賽銭と御朱印代の整理)

七つの寺社を回る際、スムーズにお賽銭や初穂料を準備できるよう、小銭を整理しやすい財布があると非常に重宝します。

商品名親子がま口財布
ブランドAYANOKOJI
特徴中が仕切られており、5円玉や500円玉を瞬時に取り出せる
公式サイトAYANOKOJI公式サイト

歩きやすい靴(巡礼向けウォーキング)

七福神めぐりは数キロから十数キロ歩くこともあります。足腰への負担を軽減し、最後まで楽しく歩き切るためのウォーキングシューズを選びましょう。

商品名ウォーキングシューズ(スニーカー)
ブランドアシックス(asics)
特徴クッション性が高く、長時間の街歩きでも疲れにくい設計
公式サイトアシックス公式サイト

折りたたみ傘(天候対策)

一日かけて巡る七福神めぐりでは、急な天候の変化も考慮しておく必要があります。バッグに常備できる軽量なものがおすすめです。

商品名超軽量折りたたみ傘
ブランドWpc.(ワールドパーティー)
特徴驚くほど軽く、持ち運びの負担にならないスリムなデザイン
公式サイトWpc.公式サイト

お守り袋(授与品の持ち歩き用)

神様ごとに授かった小さなお守りや縁起物をまとめて入れておくためのポーチです。バッグの中でバラバラになるのを防げます。

商品名豆ポーチ(和柄)
ブランドカヤ(和雑貨ブランド)
特徴和風のデザインが七福神巡りの雰囲気にぴったり馴染む
公式サイトカヤ公式サイト

参拝メモ帳(回った順と願い事の記録)

どの寺社でどんなお願いをしたか、境内の雰囲気がどうだったかをメモしておくと、後で見返した時に自分だけの福の記録になります。

商品名MDノート ライト
ブランドデザインフィル(ミドリ)
特徴万年筆やボールペンでの書き心地が抜群で、携帯性に優れる
公式サイトミドリ公式サイト
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七福神それぞれの意味|特徴と見分け方のポイント

七福神はそれぞれに特徴的な持ち物や外見をしていますが、初めての方には「どの神様が誰なのか」の見分けが難しいこともあります。特に寿老人様と福禄寿様などは、どちらも長い髭を蓄えたおじいさんの姿をしているため混同されがちです。ここでは、各神様を象徴するアイテムや姿のポイントを整理しました。これを知っておけば、境内の像を見た瞬間に「あ、これは大黒様だ!」と自信を持って判断できるようになります。

恵比寿・大黒天の違いと覚え方

恵比寿様と大黒天様は、共に金運の神様として並んで祀られることが多いですが、見分け方はとてもシンプルです。恵比寿様は「釣り竿」と「鯛(たい)」を持っているのが最大の特徴です。烏帽子を被り、狩衣を着た漁師のような格好をしています。海の恵みと商売の活気を象徴する姿です。一方の大黒天様は、「打ち出の小槌」を手に持ち、大きな「袋」を背負っています。さらに、足元に「米俵」があれば間違いなく大黒様です。

この二人の覚え方として、恵比寿様は「自ら努力して釣り上げる(商売)」、大黒天様は「福がたっぷり詰まった袋と米俵で蓄える(財運)」というイメージを持つと分かりやすいです。恵比寿様は常ににこやかな笑顔(恵比寿顔)で描かれ、大黒天様は少しふっくらとした豊かな体型で描かれることが多いです。どちらも幸せを運んでくる福々しい姿をしていますが、持ち物(鯛か小槌か)に注目するのが一番確実な見分け方になります。

毘沙門天・弁財天の象徴と持ち物

勇ましい姿の毘沙門天様と、優雅な弁財天様は、七福神の中でもビジュアルが際立っているため見分けるのは簡単です。毘沙門天様は七福神で唯一の「鎧」をまとった姿をしています。右手には悪を払う「宝棒(三叉戟など)」を、左手には「宝塔(仏塔のミニチュア)」を持っているのが特徴です。この宝塔から福を出すと言われています。鋭い眼差しで周囲を圧倒する迫力がありますが、それは私たちを悪しきものから守ってくださる力強さの表れです。

弁財天様は、美しい衣をまとった女性の姿で、多くの場合「琵琶(びわ)」という楽器を持っています。もともとは水の神様であるため、池の近くや水辺に祀られていることが多いのもポイントです。時に八本の腕に武器を持つ勇ましい姿(八臂弁財天)で描かれることもありますが、琵琶を持っている姿が最も一般的です。音楽や言葉といった、流れるような美しさと才能を司る神様として、そのお姿からは優雅さと知性が感じられます。

布袋尊・福禄寿・寿老人の見分け方

この三人は、いずれも中国の賢者や仙人の姿をしているため見分けが難しい部分です。まず布袋尊様は、他のお二人に比べて「お腹が非常に大きい」のが最大の特徴です。太鼓腹に上半身裸に近い格好で、大きな袋を持っています。その福々しい体型と満面の笑みを見れば、すぐに布袋尊様だと分かります。福を包み込むような寛容さを体現したお姿です。

難しいのが福禄寿様と寿老人様です。福禄寿様は「頭が異常に長く、背が低い」のが特徴です。杖を持ち、長寿の象徴である「鶴」や「亀」を連れていることが多いです。一方の寿老人様は、福禄寿様よりも普通の頭の形で、手には「桃(不老長寿の果実)」や「団扇」を持っていることがあります。また、寿老人様は「鹿」を連れているのが定番の見分けポイントです。迷ったら、頭の形(福禄寿様は長い)と連れている動物(鶴亀か鹿か)を確認してみましょう。

祈り方のコツと巡り方の基本

七福神を巡る際の祈り方に、厳格すぎるルールはありませんが、大切なのは「それぞれの神様の役割に感謝する」ことです。例えば恵比寿様の前では「今日まで商売が続けられた感謝」を伝え、その後に「さらなる発展」を祈ると、神様との距離が縮まります。お願い事をするだけでなく、その神様が象徴する美徳(笑顔、知恵、勇気など)を自分も取り入れたいと誓うことで、より深いご利益をいただけるようになります。

巡り方の基本としては、一つの地域にある七つの寺社を一筆書きのように回るのが効率的です。有名なのは「江戸最古の七福神」である谷中七福神や、日本橋七福神などです。多くのコースではお正月(元日から7日または15日まで)に特別な御開帳や御朱印授与を行っていますが、コースによっては通年で回れるところもあります。一度に七人すべてを回らなくても、何日かに分けて少しずつ巡る「分割巡礼」でも功徳は変わらないと言われていますので、自分のペースで楽しみましょう。

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七福神のご利益一覧を活かす参拝のポイントまとめ

七福神は、私たちの多様な願いに寄り添い、多方面から福を呼び込んでくれる心強い神様たちです。金運から健康、家庭円満まで、それぞれの神様が持つ得意分野を知ることで、参拝の時間がより有意義なものになります。持ち物や特徴に注目して、境内の神様と「対話」するような気持ちで手を合わせてみてください。七福神めぐりを通じて、新しい自分を発見したり、日々の暮らしの中に隠れている小さな福に気づいたりすることが、最大のご利益と言えるかもしれません。

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この記事を書いた人

能の舞台に立つ演者の佇まいに魅せられて、伝統芸能という世界に深く惹かれてきました。
日本の能や狂言、歌舞伎、そしてアジアや欧州の伝統演劇にも心を寄せ、舞台を巡る旅を続けています。
そんな舞台芸術の魅力を、一緒に見つけていただけたら嬉しいです。

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