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お祓い棒の正式名称は大幣か祓串か|大麻との違いと家庭での使い方

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神社でお祓いを受けるとき、神主さんが白い紙がついた木の棒を「バサッ、バサッ」と振ってくれる姿を目にします。私たちは普段、あれをなんとなく「お祓い棒」と呼んでいますが、実はちゃんとした正式名称があるのをご存知でしょうか。名前を知ると、その道具が持つ本当の意味や、ご利益のありがたみがもっと深く理解できるようになります。今回は、お祓い棒の正しい呼び名と由来、そして家庭に取り入れる際の使い方について詳しく解説します。

目次

お祓い棒の正式名称は?神社で使う呼び名をわかりやすく整理

「お祓い棒」という呼び名はとてもわかりやすいですが、神社では別の言葉で呼ばれています。実は一つではなく、素材や形状、用途によっていくつかの呼び名が存在します。神職の間で使われる言葉や、古くからの伝統的な名称を知ることで、神社の儀式がより身近に感じられるはずです。ここでは、代表的な呼び名とその違いについて整理しました。

「大幣(おおぬさ)」と呼ばれる理由

最も一般的で正式な名称とされるのが「大幣(おおぬさ)」です。この言葉の由来は、神様への捧げ物を意味する「幣(ぬさ)」から来ています。かつては布や貴重な品物を神様に奉納して、罪や穢れ(けがれ)を祓ってもらっていました。それが時代とともに変化し、捧げ物の布や木綿(ゆう)を棒に付けた形になり、「大きな幣(捧げ物)」という意味で「大幣」と呼ばれるようになったのです。

大幣は、神様の依り代(よりしろ)としての役割と、人の穢れを移して祓う道具としての役割の両方を持ち合わせています。白い紙(紙垂・しで)と麻の繊維(麻苧・あさお)が榊や白木の棒に結びつけられており、これを振ることで風を起こし、その風に乗せて穢れを吹き払うと考えられています。つまり、単なる棒ではなく、神聖な力を宿した重要な祭祀用具なのです。

「大麻(おおぬさ)」表記が出てくる場面

神社の由緒書きや専門書を読んでいると、「大麻」と書いて「おおぬさ」と読ませる場面によく出会います。「大麻」という字を見ると植物の麻を想像してしまいますが、神道においてはこの漢字でお祓いの道具を指すことが非常に多いのです。これは、古来より穢れを祓う力が強いとされる「麻(あさ)」を素材として使っていたことに由来します。

現在でも、伊勢神宮のお札のことを「神宮大麻(じんぐうたいま)」と呼びますが、これもお祓いの道具としての「大麻」が配られていた歴史の名残です。神職の世界では「大幣」よりも「大麻」という表記を使うことが一般的であり、検定テキストなどでもこの字が使われます。もし神社の掲示物で「大麻」という文字を見かけたら、それは薬物のことではなく、神聖なお祓いの道具やお札のことを指していると理解しましょう。

「祓串(はらえぐし)」との違い

「大幣(おおぬさ)」とほぼ同じものを指す言葉として「祓串(はらえぐし)」があります。これは、その「形状」や「機能」に焦点を当てた呼び方です。「祓うための串(棒)」という意味で、白木の棒に紙垂を挟んだシンプルな形状のものを指す場合によく使われます。

厳密な使い分けは神社によって異なりますが、榊の枝を使ったものを「榊大麻(さかきおおぬさ)」、加工された白木の棒を使ったものを「祓串」と呼び分けることもあります。また、家庭用の神棚に置くための小型のお祓い棒は、商品名として「祓串」と名付けられていることが多く、一般的にはこちらの呼び名のほうがイメージしやすいかもしれません。どちらも「祓う道具」であることに変わりはありません。

「御幣(ごへい)」と混同しやすいポイント

よく混同されるのが「御幣(ごへい)」です。御幣も木の棒に紙垂を挟んだものですが、お祓い棒(大幣・祓串)とは役割が少し異なります。大幣が「振って祓う道具」であるのに対し、御幣は「神様が宿る依り代」として、神棚や祭壇に「置いて祀るもの」という性質が強いのです。

例えば、鏡餅の上に飾ったり、しめ縄に下げたりするギザギザの紙も御幣の一種です。これらは神聖な場所であることを示すマークであり、動かさずに静かに置いておくものです。一方、お祓い棒(大幣)は、神職が手に持って動かすアクティブな道具です。形は似ていますが、「置くもの=御幣」「振るもの=大幣」とざっくり覚えておくと、違いがわかりやすくなります。

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正式名称がわかったら選びやすいおすすめ神具(祓串・大幣まわり)

家庭でもお祓い棒(祓串)を用意すると、日々の心の切り替えや神棚の清浄を保つのに役立ちます。ここでは、本格的なものから家庭サイズのもの、交換用の部材まで、信頼できる専門店のおすすめ商品をご紹介します。

商品名特徴・おすすめポイント公式サイトなど
伊勢宮忠 麻付幣 大 長60cm伊勢の老舗神具店による本格的な大幣。麻(麻苧)が付いており、祓う力が強いとされる伝統的な仕様です。伊勢宮忠 公式
伊勢宮忠 紙幣 大 長80cmこちらは紙垂(しで)のみのタイプ。「紙幣(しへい)」と読みます。大きめのサイズで、地鎮祭などの祭典にも使えます。伊勢宮忠 公式
酒谷神具店 祓串(大麻)プレート型 セット白木の台座(プレート型)とセットになった祓串。立てて置けるため、家庭の神棚脇に設置しやすく、見た目もすっきり整います。酒谷神具店 公式
おまかせ工房 神棚用 小さな祓串(大幣)高さ13cm〜18cmほどのミニサイズ。振るためではなく、神棚の前に「置く」ことで神聖さを高めるための装飾神具として人気です。おまかせ工房 Yahoo店
神棚の里 御幣立て手持ちの紙垂を挟んで立てるためのシンプルな白木台。榊立てのように神棚まわりを整えるのに役立ちます。神棚の里 公式
紙や平山 大麻(大幣・祓串)用 紙垂 80枚セット祓串の紙垂が傷んだ時の交換用や、自作したい人向けの本格的な奉書紙セット。プロ仕様の品質です。紙や平山 公式
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家庭でのお祓い棒の使い方と扱い方で迷わないコツ

神社だけでなく、自宅にお祓い棒(祓串)を置く家庭が増えています。目に見えない穢れを落とし、家の中を清々しい空気に保つためには、正しい使い方と保管方法を知っておくことが大切です。神職のような専門的な作法を完璧に真似る必要はありませんが、基本の「型」を押さえておくと、お祓いをした時の気持ちの入り方が変わります。

どんなときに使うと気持ちが整いやすいか

家庭でのお祓いは、日常の「リセットボタン」として活用するのがおすすめです。例えば、朝起きて神棚に手を合わせる前にサッと振れば、清らかな気持ちで一日を始められます。また、仕事から帰宅した時や、外出先で嫌なことがあった時に使うのも効果的です。外から持ち帰ってしまったネガティブな空気や重たい気分を、玄関先で払い落とすようなイメージで行いましょう。

また、来客の前にお部屋を清めたい時や、新しい家具を家に入れる時など、場の空気を変えたいタイミングで使うのも良いでしょう。「なんとなく空気が淀んでいる気がする」と感じた時に、窓を開けて空気の入れ替えとともに祓串を振ることで、心理的なリフレッシュ効果も期待できます。

振り方の基本(向け方・回数の目安)

自分自身や家族、あるいは部屋をお祓いするときの基本動作は「左・右・左(さ・う・さ)」です。これを意識するだけで、ぐっと本格的になります。

  1. まず、お祓い棒を体の正面に構えます。
  2. 「左」側の肩口あたりに向けて、サッと振ります。
  3. 次に「右」側の肩口に向けて振ります。
  4. 最後にもう一度「左」側へ振ります。

自分でお祓いをする(自祓)場合は、棒を自分に向け、体に触れない程度の距離で振ります。このとき、手首のスナップを利かせて、紙垂が「バサッ」と風を切る音を立てるのがポイントです。この音自体にも祓う力があると言われています。お部屋全体を祓う場合は、部屋の中央に立ち、四隅に向かって振る方法などもありますが、まずは無理のない範囲で心を込めて行うことが大切です。

神棚まわりの置き方と保管の注意

お祓い棒は神聖な道具ですので、扱いには敬意を払いましょう。使わないときは、神棚の脇や床の間など、清浄で少し高い位置に立てて置くのが理想的です。床に直接置いたり、掃除用具などと一緒に保管したりするのは避けてください。

専用の「祓串立て」があると便利ですが、ない場合は倒れないように安定した瓶や筒に入れても構いません。ただし、ホコリをかぶったままにするのは良くないので、こまめに点検しましょう。もし神棚がない場合は、目線より高いタンスの上などに白い布や和紙を敷き、その上に安置すると良いでしょう。

交換時期と古くなった紙垂・麻の扱い方

お祓い棒の紙垂(白い紙)や麻は、使っているうちに破れたり、汚れたり、黄ばんだりしてきます。汚れたまま使い続けるのは、祓う道具としては逆効果になりかねません。見た目がくたびれてきたら、新しいものに交換しましょう。

一般的には、年末の大掃除のタイミングで新しい紙垂に取り替えるのが良いとされています。古い紙垂や麻は、感謝の気持ちを込めて塩を振ってから半紙に包んで処分するか、初詣の際に神社の「古神札納所(お焚き上げ)」へ持って行きましょう。本体の木の棒は、壊れていなければ長く使い続けても問題ありません。

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お祓い棒の正式名称と覚え方まとめ

お祓い棒の正式名称は「大幣(おおぬさ)」または「祓串(はらえぐし)」です。神主さんが振っているのは、単なる紙の束ではなく、神様への捧げ物であり、穢れを払うための神聖な道具でした。家庭に一つ用意して、「左・右・左」のリズムで心を整える習慣をつければ、毎日をより清々しく、前向きな気持ちで過ごせるようになるはずです。

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この記事を書いた人

能の舞台に立つ演者の佇まいに魅せられて、伝統芸能という世界に深く惹かれてきました。
日本の能や狂言、歌舞伎、そしてアジアや欧州の伝統演劇にも心を寄せ、舞台を巡る旅を続けています。
そんな舞台芸術の魅力を、一緒に見つけていただけたら嬉しいです。

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