金継ぎのやり方とエポキシ選びがわかる初心者向けおすすめ6選

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大切な器が割れてしまった時、金継ぎ やり方 エポキシという方法を知れば、初心者でも驚くほど手軽に修復が可能です。
本漆(ほんうるし)のような複雑な工程や長い乾燥時間を必要とせず、現代的な接着剤の力を借りることで、自分のお気に入りの食器を短時間で美しく蘇らせることができます。
今回は、失敗しないエポキシ選びのポイントや、今すぐ購入できるおすすめのアイテムを詳しくご紹介します。

目次

金継ぎのやり方とエポキシ選びの重要なポイント

予算に合わせた価格帯で選ぶ

金継ぎを始めるにあたって、まず考慮すべきなのが予算の配分です。
エポキシ樹脂を使用した簡易金継ぎは、伝統的な本漆の手法に比べて非常に安価に道具を揃えることができるのが大きなメリットです。

大きく分けて、必要な道具がすべて揃った「オールインワンキット」を購入する方法と、接着剤や金粉を個別に買い揃える方法の2通りがあります。
キットの場合は、一般的に3,000円から8,000円程度が相場となっています。

初心者の場合、最初からすべてがセットになっているものを選んだ方が、材料の買い忘れがなく結果的にコストパフォーマンスが高くなることが多いです。
一方で、すでに筆やカッターなどの基本的な道具を持っているなら、接着剤と金粉だけを単品で購入すれば1,000円から2,000円程度で済ませることも可能です。

また、価格の違いは主に「金粉の質」や「食品衛生法への適合性」に現れます。
安価なものは真鍮粉が使用されますが、より本格的な輝きを求める場合は、価格は上がりますが純金が含まれたものを選ぶことになります。

自分の直したい器の数や、金継ぎを趣味としてどの程度続けていきたいかを基準に、最適な予算ラインを見極めることが大切です。
まずは手頃な入門キットから始めて、徐々にこだわりの材料を買い足していくのが、最も賢い選び方と言えるでしょう。

硬化時間の早さと利便性で選ぶ

エポキシ樹脂の最大の特徴は、その硬化の速さにあります。
伝統的な金継ぎが数週間から数ヶ月かかるのに対し、エポキシなら数十分から数時間で実用的な強度まで固まるため、忙しい方でも気軽に挑戦できます。

市販されているエポキシ接着剤には「5分型」「30分型」「60分型」といった硬化時間のバリエーションがあります。
初心者に最もおすすめなのは、30分から60分程度で硬化が始まるタイプです。

5分型は非常にスピーディに作業が終わりますが、接着剤を混ぜてから形を整えるまでの猶予が短く、焦って失敗してしまうリスクがあります。
特に金粉を混ぜたり、継ぎ目を綺麗に整えたりする作業には丁寧さが求められるため、ある程度の余裕があるタイプの方が扱いやすいのです。

また、利便性の面では「2液混合タイプ」の容器の形状もチェックポイントです。
同量を均等に出しやすいツインシリンジ(注射器型)のタイプは、計量の手間が省けるため非常に便利です。

硬化時間が短いほど作業効率は上がりますが、美しく仕上げるためには自分の作業ペースに合ったものを選ぶことが重要です。
最初はゆっくりと作業ができるタイプを選び、慣れてきたら用途に合わせて速乾タイプを使い分けるようにすると、作業の幅が広がります。

付属する金粉の質感と色味

金継ぎの仕上がりを左右する最も重要な要素の一つが、仕上げに使用する金粉(または代用粉)の質感と色味です。
エポキシ金継ぎキットの多くには、あらかじめ粉末がセットになっていますが、その内容物は製品によって様々です。

一般的に「簡易金継ぎ」と呼ばれるセットに含まれているのは、真鍮(しんちゅう)を用いた金消粉です。
これは安価でありながら非常に華やかな金色を表現できますが、時間が経つと酸化して少し落ち着いた色味に変化する特徴があります。

一方で、より高級感のある輝きを長く保ちたい場合は、パール粉や純金に近い色味を再現した合成樹脂粉末が含まれているものを選ぶと良いでしょう。
これらは変色に強く、いつまでも作りたての美しさを維持しやすいというメリットがあります。

また、金の色味自体も、赤みの強い「赤金」から、爽やかな黄色味の「青金」まで、製品によってバリエーションが存在します。
修復したい器の色や柄に合わせて金粉を選ぶことで、全体の調和が取れた美しい仕上がりを目指すことができます。

キットを購入する際は、商品紹介の画像などで実際に使用された後の色味を確認しておくことが失敗を防ぐコツです。
自分がどのような雰囲気に仕上げたいのかを具体的にイメージし、そのイメージに近い質感の粉が含まれている商品を選んでください。

初心者向けのセット内容を確認

エポキシ金継ぎを初めて行う場合、どのような道具が必要なのかを正確に把握するのは意外と難しいものです。
そのため、初心者は「届いたその日に始められる」という基準でセット内容を吟味することが成功への近道となります。

最低限必要なものとして、エポキシ接着剤、金粉、混ぜるためのパレット、竹串や筆、そして接着面を整えるためのやすりやカッターが挙げられます。
これらがすべて含まれているセットであれば、自分で個別に材料を探す手間が省け、作業中に「道具が足りない」と困ることもありません。

特に注目したいのが、説明書の充実度です。
カラー写真付きの丁寧なマニュアルや、解説動画へのリンクが付属している製品は、初心者にとって非常に心強い味方となります。

また、手荒れを防ぐためのビニール手袋や、はみ出した接着剤を拭き取るための溶剤、マスキングテープなどが含まれているかどうかもチェックしてください。
細かな配慮がなされているセットは、作業のしやすさが格段に違います。

最近では、使い切りサイズの接着剤が入ったミニキットも人気を集めています。
「とりあえず1つだけ直したい」という場合は、無駄のないコンパクトなセットを、複数の器を直したい場合は容量の多いスタンダードなセットを選ぶのが適切です。

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初心者におすすめの金継ぎエポキシ関連商品6選

【つぐつぐ】金継ぎキット つぐキット(食器対応)

エポキシ樹脂を使いつつ、食品衛生法に適合した安全性の高さが魅力の決定版キットです。
丁寧な動画解説も付いているため、初めての方でも迷うことなくプロに近い仕上がりを目指せます。

項目【つぐつぐ】金継ぎキット つぐキット(食器対応)
価格帯約10,000円
特徴食品衛生法適合の素材を使用しており、実用的な器の修復に最適。
公式サイト公式サイトはこちら

【播与漆行】簡易金継ぎセット|初心者向けキット

創業200年以上の老舗が提案する、使いやすさを追求した初心者専用の金継ぎセットです。
厳選された道具と分かりやすい手順書により、伝統の美しさを手軽に体験することができます。

項目【播与漆行】簡易金継ぎセット|初心者向けキット
価格帯約5,500円
特徴老舗ならではの確かな品質。バランスの良い道具選定で失敗が少ない。
公式サイト公式サイトはこちら

【セメダイン】エポキシ接着剤 ハイスーパー5

金継ぎの接着工程で定番として使われる、非常に信頼性の高いエポキシ接着剤です。
硬化が早いため、小さな欠けや割れの接着をスピーディに済ませたい時に重宝します。

項目【セメダイン】エポキシ接着剤 ハイスーパー5
価格帯約500円
特徴入手しやすく強力な接着力。混合比が1:1で分かりやすく扱いやすい。
公式サイト公式サイトはこちら

【コニシ】ボンド クイック5|5分で硬化開始

作業時間を短縮したい方に最適な、速乾タイプのエポキシ接着剤です。
透明度が高く、金粉を混ぜた際の発色も良いため、簡易金継ぎの材料として広く愛用されています。

項目【コニシ】ボンド クイック5|5分で硬化開始
価格帯約500円
特徴5分で硬化が始まるため、固定の手間が少なく効率的に作業が可能。
公式サイト公式サイトはこちら

【アーバンオーレ】金継ぎセット(簡略版)

ライフスタイルに溶け込むおしゃれなパッケージが特徴の、ギフトにも最適な金継ぎキットです。
必要最小限の道具がコンパクトにまとめられており、気軽に金継ぎを始められます。

項目【アーバンオーレ】金継ぎセット(簡略版)
価格帯約4,000円
特徴デザイン性が高く、初心者でもワクワクしながら作業に取り組める。
公式サイト公式サイトはこちら

【美濃粘土】金継ぎセット(陶器修理用)

陶磁器の修復を専門に考えられたセットで、パテや接着剤の相性が非常に良いのが特徴です。
大きな割れや欠けがある器でも、しっかりと肉付けして直せる安心の内容になっています。

項目【美濃粘土】金継ぎセット(陶器修理用)
価格帯約3,500円
特徴陶磁器メーカーならではの視点で選ばれた、実用性の高い補修セット。
公式サイト公式サイトはこちら
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金継ぎ用のエポキシ商品を比較する際の重要項目

コストパフォーマンスの違い

金継ぎ用のエポキシ商品を選ぶ際、単に販売価格だけを見るのではなく、その内容量とセット内容のバランスを考えることが重要です。
数千円のキットは一見高く見えますが、計量済みの樹脂や専用の筆、適切な粒度の金粉がすべて揃っているため、買い足しの必要がないという点では非常にコスパが良いと言えます。

一方で、個別に接着剤やパテを購入する場合は、初期費用を1,000円以下に抑えることが可能です。
しかし、適切な品質の金粉を探したり、接着剤の攪拌パレットを別途用意したりする手間がかかるため、自分の時間と手間をコストとしてどう捉えるかが判断の分かれ目になります。

また、一回あたりの使用量も考慮すべきポイントです。
大容量の接着剤を購入しても、一度の修復で数グラムしか使わなければ、残りは時間が経つと硬化したり劣化したりして使えなくなることがあります。

「たまに一客だけ直したい」という方であれば、使い切りサイズのミニキットを選ぶのが最も経済的です。
「たくさんの器を一度に直したい」あるいは「趣味として継続したい」という場合は、単品で大容量のものを揃える方が、長期的なコストパフォーマンスは向上します。

硬化後の耐久性と耐水性の比較

修復した器をその後も日常的に使い続けたいのであれば、硬化後の耐久性と耐水性は非常に重要な比較基準となります。
エポキシ樹脂は一般的に水に強く、硬化後はカチカチに固まるため、器の破片を強力に保持してくれます。

しかし、製品によって熱に対する耐性(耐熱性)には大きな差があります。
100円ショップなどで売られている簡易的なエポキシ接着剤は、高温に弱い傾向があり、熱いお茶やスープを入れる器に使用すると接着面が緩んでしまうリスクがあります。

金継ぎ専用に開発されたキットに含まれる樹脂は、こうした熱や水への耐性が考慮されているものが多いです。
特に「耐水性」を謳っている製品は、洗剤を使った洗浄や、長時間の水没にも耐えられる設計になっているため、日常使いの食器には適しています。

また、硬化後の「しなり」の有無も重要です。
完全にカチカチに固まるタイプは衝撃で割れやすい反面、わずかに弾性が残るタイプは落とした時の衝撃を逃がしてくれる性質があります。

自分が直したいものが「観賞用の置物」なのか、「毎日使うお茶碗」なのかによって、求められる耐久性のスペックを使い分けることが、長く愛用するための秘訣です。

付属品の充実度と比較基準

金継ぎの作業は、単に「塗ってつける」だけではなく、「磨く」「整える」「仕上げる」といった繊細な工程の連続です。
そのため、メインとなるエポキシ樹脂以外の付属品がどれだけ充実しているかが、仕上がりの満足度に直結します。

比較のポイントとなるのは、まず「やすり(研磨材)」の種類です。
接着面を荒らすための粗いやすりから、仕上げを滑らかにするための細かいやすりまでが揃っていると、継ぎ目が目立たないプロのような仕上がりになります。

次に、接着剤を混ぜるためのツールの質です。
簡易的なキットでは爪楊枝が付属していることもありますが、専用のヘラや細筆が含まれている製品の方が、細かい部分の盛り付けや成形が圧倒的にスムーズに行えます。

さらに、マスキングテープや洗浄用のアルコールが含まれているかどうかも、作業の快適さを大きく左右します。
周囲を汚さずに作業できる環境が整っているセットは、初心者でもストレスなく最後までやり遂げることができます。

「とりあえず最低限の道具があれば良い」というミニマリズム派なのか、「形から入って完璧な環境で始めたい」というこだわり派なのか。
自分の性格と求めるクオリティに合わせて、パッケージ内容を一つずつ比較検討してみましょう。

仕上げの美しさと光沢感の差

金継ぎの「顔」とも言えるのが、最後に施す金色のラインの美しさです。
エポキシ樹脂に金粉を混ぜる「練り込み式」なのか、接着剤の上に金粉をまぶす「蒔絵(まきえ)式」なのかによって、光沢感には大きな差が出ます。

多くのエポキシ金継ぎキットは、手軽さを重視して樹脂に金粉を混ぜて使う方法を推奨しています。
この方法は非常に簡単ですが、金粉が樹脂の中に埋もれてしまうため、ややマット(艶消し)で落ち着いた印象の金色になることが多いです。

一方で、仕上げの表面にだけ金粉を乗せる手法を採用しているキットもあり、こちらは金属特有のキラリとした鋭い光沢を放つ仕上がりになります。
どちらが良いかは個人の好みによりますが、アンティークのような風合いを好むならマットなもの、華やかな印象を好むなら光沢の強いものを選びましょう。

また、付属する粉末の粒子の細かさ(粒度)も重要です。
粒子が細かいほど滑らかな線を描くことができ、粒子が粗いとキラキラとした粒感が強調されたダイナミックな印象になります。

仕上がりの美しさを優先するなら、複数の粉末を使い分けられるセットや、後から好きな色の粉を買い足せる汎用性の高いキットを選ぶのが正解です。
自分が最も「美しい」と感じるゴールを定めて、それに最適な素材を選び抜いてください。

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エポキシ金継ぎを行う際の注意点と長く使うコツ

換気と手荒れ防止の徹底

エポキシ樹脂を使用した金継ぎは手軽で非常に便利ですが、化学物質を扱う作業であることを忘れてはいけません。
作業を安全に行い、長く趣味として楽しむためには、まず自分自身の体を守るための対策が最優先です。

エポキシ接着剤は、2つの液を混ぜ合わせる際に特有の揮発成分(ニオイ)が発生することがあります。
たとえ少量であっても、長時間閉め切った部屋で作業を続けると、頭痛や不快感の原因になる可能性があるため、必ず窓を開けるか換気扇を回して作業を行ってください。

また、エポキシ樹脂は肌に付着するとかぶれやアレルギー反応を引き起こすことがあります。
「少しだけだから大丈夫」と素手で作業せず、必ず使い捨てのビニール手袋やゴム手袋を着用して、直接肌に触れないよう細心の注意を払いましょう。

万が一、肌についてしまった場合は、放置せずにすぐ石鹸と流水で丁寧に洗い流してください。
爪の間に樹脂が入り込んでしまうと取り除きにくいため、あらかじめ保護クリームを塗っておくなどの工夫も有効です。

安全への配慮を怠らないことが、金継ぎという素敵な文化をストレスなく、長く楽しみ続けるための第一歩となります。
自分専用の作業スペースを整え、万全の体制で修復作業に取り組みましょう。

混合比率を正確に守る手順

エポキシ金継ぎで最も多い失敗の一つが、「接着剤がいつまで経っても固まらない(ベタつく)」という現象です。
これは、2液タイプの接着剤を混ぜる際の「混合比率」が不正確なことが主な原因となっています。

エポキシ樹脂は、主剤と硬化剤が化学反応を起こすことで固まります。
多くの製品は「1:1」の等量で混ぜるように設計されていますが、どちらかが多すぎたり少なすぎたりすると、反応が正常に進まず、強度が不足したり表面がべたついたりしてしまいます。

正確に混ぜるためのコツは、パレットの上で液を出す際、同じ大きさの「点」を2つ並べるように意識することです。
目分量では不安な場合は、精密なデジタルスケールを使ったり、同量を出しやすい専用のシリンジ容器に入った製品を選んだりするのが無難です。

また、量だけでなく「混ぜ方」にも注意が必要です。
液を合わせたら、色が完全に均一になり、わずかに粘り気が出るまでしっかりとヘラでかき混ぜてください。

混ぜが不十分だと、固まる部分と固まらない部分がムラになってしまい、仕上がりの美しさを損なうだけでなく、後に剥離する原因にもなります。
「急がば回れ」の精神で、計量と攪拌(かくはん)の工程には最も時間をかけ、丁寧に行うよう心がけましょう。

電子レンジや食洗機の使用制限

エポキシ樹脂で修復した器は、見た目には元の状態に戻ったように見えますが、その性質は元々の陶磁器とは全く異なります。
特に熱に対する挙動には注意が必要で、金継ぎ後の器は「電子レンジ」の使用を控えるのが鉄則です。

エポキシ樹脂は一般的に80度前後の熱で柔らかくなる性質(熱可塑性)を持っています。
電子レンジで加熱すると、接着剤の部分が急激に熱を持ち、膨張したり溶け出したりすることで、せっかく繋ぎ合わせた部分が外れてしまう恐れがあります。

同様の理由で、高温の熱風で乾燥させる「食器洗い乾燥機(食洗機)」の使用も避けてください。
食洗機の強い水圧と洗剤の化学成分、そして高温の乾燥工程は、エポキシ金継ぎの継ぎ目にとって非常に過酷な環境です。

基本的には、修復した器は「ぬるま湯と柔らかいスポンジ」を使って、手洗いで優しく洗うようにしましょう。
研磨剤入りの洗剤や硬いタワシでゴシゴシ擦ると、表面の金粉が削れて輝きが失われてしまうことがあります。

少し手間はかかりますが、丁寧に手入れをすることは、器への愛着をさらに深めることにも繋がります。
現代の利便性に少しだけ背を向け、修復した器を特別な存在として扱うことで、その美しさを長く保つことができるのです。

経年劣化による変色への対策

お気に入りの器を金継ぎして蘇らせた後は、できるだけその輝きを長く維持したいものです。
しかし、エポキシ樹脂や仕上げの金粉(特に真鍮粉)は、時間の経過とともに日光や酸素の影響を受けて、少しずつ変化していきます。

エポキシ樹脂自体は、紫外線に当たると少し黄色みを帯びてくる「黄変(おうへん)」という現象が起こりやすい素材です。
直射日光が当たる場所に器を置いておくと、継ぎ目の部分だけ色が濃くなってしまうことがあるため、保管場所には配慮が必要です。

また、安価なキットに使われている真鍮粉は、空気に触れることで酸化し、アンティークゴールドのような渋い色味へと変わっていきます。
これを「味」として楽しむのも一つの方法ですが、購入時の鮮やかさを守りたい場合は、仕上げにクリアコート(透明なコーティング剤)を塗るなどの対策が有効です。

もし、数年経って色がくすんでしまったとしても、エポキシ金継ぎなら再度その部分を薄く削って金粉を塗り直す「リペア」が比較的容易に行えます。
一度直したら終わりではなく、メンテナンスをしながら共に時間を重ねていくのも、金継ぎの醍醐味と言えるでしょう。

変化を恐れるのではなく、素材の特性を理解して適切に向き合うことで、修復した器はあなただけの唯一無二の物語を刻み続けていくはずです。

自分に合う商品でエポキシ金継ぎに挑戦しよう

「金継ぎ やり方 エポキシ」というテーマで、初心者の方が失敗せずにお気に入りの器を蘇らせるためのポイントを解説してきました。
エポキシ樹脂を使った金継ぎは、伝統の美しさを現代の技術で身近にしてくれる、素晴らしいライフハックの一つです。

割れてしまった器を前に「もう使えない」と諦めるのではなく、自らの手で新たな価値を吹き込む作業は、心を満たす豊かな時間をもたらしてくれます。
今回ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、まずは自分のライフスタイルや予算にぴったりのキットを手に取ってみてください。

金継ぎの魅力は、単なる「修理」に留まらず、器に残った傷跡を「景色」として愛でる精神にあります。
エポキシという現代的なツールを賢く活用することで、その精神を誰でも手軽に体験できるようになったのは、とても喜ばしいことです。

丁寧な道具選びと、少しの慎重な作業があれば、あなたの手元にある大切な器は、以前よりもずっと愛おしい存在として生まれ変わるでしょう。
まずは一歩、踏み出してみませんか。自分だけの金色の輝きを添えた器で、新しいティータイムや食事の時間を楽しめる日が、すぐそこまで来ています。

能や狂言の鑑賞に軽々と足を運べるようになる!

著:葛西 聖司
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この記事を書いた人

能の舞台に立つ演者の佇まいに魅せられて、伝統芸能という世界に深く惹かれてきました。
日本の能や狂言、歌舞伎、そしてアジアや欧州の伝統演劇にも心を寄せ、舞台を巡る旅を続けています。
そんな舞台芸術の魅力を、一緒に見つけていただけたら嬉しいです。

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