出雲大社の砂でお守りを作る方法と真意を正しく知る

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縁結びの聖地として名高い出雲大社。そこには、参拝者が自らの手で「お守り」を完成させるという、非常に神秘的な習わしがあるのをご存知でしょうか。出雲大社の砂でお守りを作る方法は、単に境内の砂を持ち帰るというものではなく、神様との深い繋がりを感じるための「交換の儀式」なのです。この記事では、砂が持つ真の意味や正しい手順、そして手にした砂を大切に扱うための作法を、初めての方にも分かりやすく解説します。

目次

出雲大社の砂でお守りを作る方法とその真意

稲佐の浜から始まる交換の儀式

出雲大社で頂くことができる「御砂(おすな)」は、実は境内に到着する前からその物語が始まっています。このお守りを完成させるために欠かせないのが、出雲大社から西へ1キロほど離れた場所にある「稲佐の浜(いなさのはま)」です。ここは旧暦10月の神在月に、全国の八百万の神々をお迎えする神聖な入り口として知られています。

なぜこの浜の砂が必要なのかというと、出雲大社の砂は「交換」することが大前提となっているからです。稲佐の浜で自ら採取した砂を携えて参拝し、それを境内の奥にあるお社に納めることで、初めて神聖な砂を分けていただく権利が得られます。このプロセスこそが、砂をお守りへと昇華させる重要な儀式なのです。

・稲佐の浜で砂を袋に詰める
・出雲大社へ向かい参拝する
・持参した砂を納めて御砂を頂く

このように、自分の足で歩き、手を動かして砂を運ぶという行為には、神様への敬意と誠実な願いが込められています。ただ既製品を授かるのとは違い、自らの行動が伴うからこそ、その砂は持ち主にとって唯一無二の、強い絆を感じさせるお守りとなるのでしょう。この「循環」の考え方こそが、出雲の砂に宿る真意と言えます。

素鵞社に宿る御神徳の正体

稲佐の浜から運んできた砂を納める場所は、出雲大社の御本殿の真後ろに位置する「素鵞社(そがのやしろ)」です。ここには、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の親神であり、ヤマタノオロチ退治で知られる「素戔嗚尊(すさのおのみこと)」が祀られています。出雲大社の中でも特に強力な力が宿るとされる、非常に重要なパワースポットです。

素鵞社が御本殿の背後にひっそりと佇んでいるのには理由があります。それは、厳しい試練を乗り越えて国造りを行った大国主大神を、さらに力強い力で守護しているのが素戔嗚尊だからです。ここに集まる砂は、そんな荒々しくも慈悲深い神様の御神徳をダイレクトに吸収していると考えられています。

・八雲山の岩壁に接する社殿
・素戔嗚尊の力強い守護力
・長年積み重なった信仰の証

素鵞社の社殿の下には、参拝者が納めた砂と、そこから浄化された砂が納められた木箱があります。ここに自分の持ってきた砂を入れ、代わりに箱の中にある砂を頂くことで、素戔嗚尊の御神徳を直接分けてもらう形になります。この砂に宿る「正体」とは、困難を打ち破る強さと、大切なものを守り抜く守護の力そのものなのです。

清められた砂を頂く伝統的作法

神聖な砂を頂くためには、古くから伝わる伝統的な作法を守ることが何より大切です。ただ砂を入れ替えるだけではなく、その場所が神域であることを意識した行動が求められます。まず、出雲大社に到着したら、いきなり素鵞社へ向かうのではなく、必ず御本殿を参拝して大国主大神にご挨拶を済ませるのが基本のルールです。

その後、御本殿を時計回りに進み、一番奥にある素鵞社へと向かいます。お社に到着したら、まずは二拝二拍手一拝の作法で素戔嗚尊にしっかりと祈りを捧げましょう。砂の交換はその後の作業になります。この順番を飛ばしてしまうと、せっかくの儀式も形だけのものになってしまい、神様との心の疎通が図りづらくなってしまいます。

・御本殿への参拝を最優先にする
・素鵞社で神様に挨拶をしてから交換する
・頂いた砂への感謝を忘れない

また、砂を頂く際には「自分が持ってきた量よりも少なく頂く」という謙虚な心がけが推奨されています。これは、後の参拝者のための配慮であり、神様からのお裾分けを頂くという謙虚な姿勢の表れでもあります。こうした細かな作法の一つひとつが、あなたの手元に残る砂を、より清らかなものへと整えてくれるはずです。

自分自身で完成させるお守りの定義

出雲大社の砂を用いたお守りは、授与所で受ける一般的なお守りとは定義が少し異なります。最大の違いは、お守りの「依り代(よりしろ)」となる砂を、自分の意志で運び、交換し、最終的に自分で袋に詰めるという点にあります。つまり、このお守りはあなたと神様が共同で作る「オーダーメイドの守護」なのです。

自分で手を動かして完成させるプロセスには、願いを具体化する力が宿ります。砂を袋に詰める瞬間に込める思いや、稲佐の浜から素鵞社まで歩く時間のすべてが、お守りの一部となります。これは、現代における「体験型」の信仰とも言えるかもしれません。自分で完成させるからこそ、その価値を深く理解できるようになります。

・自分の願いを直接砂に込める
・完成までのプロセスが思い出になる
・世界に一つだけの個人的な守護物

この砂は、持ち帰った後も自由な形で活用できます。小さな布袋に入れて持ち歩くのも良いですし、瓶に入れてお部屋に飾るのも一つの方法です。大事なのは、その砂が「出雲の神様との約束の証」であるという認識です。自らの手で完成させたという自負が、あなたの心をより強く支え、日常の中に神聖な安心感をもたらしてくれることでしょう。

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砂のお守りが機能する具体的な仕組みと工程

稲佐の浜で砂を採取する基本の手順

砂のお守り作りは、まず「稲佐の浜」へ向かうことから始まります。ここは出雲大社から少し離れているため、車やバス、あるいは徒歩で移動することになります。浜に到着したら、まずは目の前に広がる美しい日本海の景色を眺め、心を落ち着かせましょう。砂を採取する場所はどこでも構いませんが、象徴的な「弁天島」の近くで採る方が多いようです。

採取する際のポイントは、あらかじめ用意しておいたビニール袋やジップロック、そして小さなスコップを使用することです。素手でも可能ですが、砂が湿っていることもあるため、道具があった方がスムーズです。量はそれほど多くなくて大丈夫です。コンビニでもらえるような小さな袋に半分もあれば、十分すぎるほどの量になります。

・清潔な袋とスコップを持参する
・波打ち際より少し乾いた場所の砂を選ぶ
・「これから出雲大社へ参ります」と心で念じる

採取した砂は、大切にカバンにしまいましょう。この砂は、いわば神様への「お供え物」のような役割を果たします。自分が住んでいる場所から遠く離れたこの浜で、自ら土に触れる。その感触が、これから始まる神聖な体験のスイッチとなります。浜の風を感じながら砂を採る時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる貴重なひとときになるはずです。

素鵞社の木箱で砂を交換する仕組み

いよいよメインイベントである、砂の交換です。出雲大社の境内を進み、素鵞社に到着したら、お社の左右や後ろ側に回ってみてください。そこには砂がたっぷりと入った木箱が置かれています。この箱こそが、稲佐の浜の砂と素鵞社の清められた砂が交差する、神聖な交換の場所です。

やり方はとてもシンプルです。まず、自分が稲佐の浜から持ってきた砂を、木箱の中に丁寧に流し入れます。一箇所に固めるのではなく、箱の中の砂に馴染ませるような気持ちで行うと良いでしょう。そして、自分が納めた量と同じか、それより少し少ない程度の量を、箱の中からすくって自分の袋に入れます。これが「御砂」を頂くという仕組みです。

・持参した砂を箱の中に全量納める
・代わりに箱の中にある砂を頂く
・「交換」の意識を強く持つ

この時、箱の中の砂は多くの参拝者によって入れ替えられ、素戔嗚尊の御神徳によって常に清められていると考えられています。あなたが持ってきた砂も、また次の誰かのための御砂となっていくのです。この循環の仕組みに参加すること自体が、大きな功徳を積むことに繋がります。砂が混ざり合うことで、神様と人、人と人が見えない糸で結ばれていくのです。

小さな袋や容器を用意する準備の要領

砂を持ち帰るための準備は、参拝前にしっかりと済ませておきましょう。せっかく素鵞社で良い砂を頂いても、入れる容器が破れやすかったり、中身がこぼれてしまったりしては残念です。おすすめは、厚手のジップロックと、それを入れるための綺麗な小袋(巾着など)の二段構えで準備することです。

最近では、お守り専用の可愛い布袋を手芸店や雑貨店で購入し、持参する方も増えています。自分で選んだお気に入りの袋を使うことで、より愛着が湧くお守りになります。また、砂をすくうためのスプーンや、砂を袋に移し替えるための漏斗(じょうご)があると、境内を汚すことなくスマートに作業を進めることができます。

・丈夫で密閉できる袋を用意する
・お気に入りのデザインの布袋を選ぶ
・砂をこぼさないための道具を揃える

準備を万全にすることは、神様を敬う気持ちの表れでもあります。バタバタと慌てて砂を詰め込むのではなく、あらかじめ用意しておいた道具を使って、一粒一粒を大切に扱う。その心の余裕が、お守りに宿るエネルギーをより純粋なものにしてくれます。旅の準備を楽しむように、砂を持ち帰るためのアイテムもこだわって選んでみませんか。

砂を封入して身につける完成の手順

無事に砂を持ち帰ったら、いよいよお守りとして完成させる仕上げの段階です。頂いた砂は、そのままだとバラバラの「物質」ですが、あなたが意味を持たせることで「お守り」へと変わります。自宅に帰ってから、静かな環境で砂を改めて小袋に移し替え、口をしっかりと結びましょう。この時、心の中で改めて願い事や感謝を唱えるのがコツです。

完成した砂のお守りは、常に身につけるのが理想的です。カバンの内ポケットに入れたり、お財布の中に忍ばせたりすることで、外出先でも神様の守護を感じることができます。また、自宅の四隅に撒いて土地を浄化したり、庭の入り口に埋めて魔除けにしたりするという伝統的な使い方も存在します。あなたのライフスタイルに合わせた方法で活用してください。

・静かな場所で心を込めて封入する
・カバンや財布など身近な場所に置く
・自宅の浄化として使用するのも可

お守りは「持っているだけで願いが叶う魔法」ではなく、あなたの背中を押し、心を整えてくれる存在です。ふとした瞬間に袋の上から砂の感触を確かめる。そのたびに、出雲の風や波の音、そして素鵞社の厳かな空気を思い出すはずです。その記憶と結びついた砂こそが、あなたを正しい方向へと導く強力な羅針盤となってくれることでしょう。

項目名具体的な説明・値
砂の採取場所稲佐の浜(弁天島付近が推奨される)
砂の交換場所出雲大社 境内最奥の「素鵞社」にある木箱
必要な持ち物砂採取用の袋、交換用のスコップ、持ち帰り用の小袋
基本の作法二拝二拍手一拝の後に「持参した砂」と「御砂」を交換する
活用方法お守りとして携帯する、または自宅の敷地に撒いて清める
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お守りとして砂を所持することで得られる利点

邪気を払い場を清める強力な浄化

出雲大社の砂を所持する最大のメリットの一つは、その圧倒的な「浄化力」にあります。素戔嗚尊という強力な神様のエネルギーを宿した砂は、淀んだ空気やネガティブな感情を払い除け、その場を清らかな状態に戻してくれると言い伝えられています。特に、原因不明の疲れを感じる時や、環境をリフレッシュしたい時に、この砂は大きな力を発揮します。

例えば、引っ越し先の部屋がなんとなく落ち着かない時や、大事な仕事の前に集中力を高めたい時、砂のお守りを近くに置くだけで心がスッと軽くなるのを感じる人が多いようです。砂は自然の結晶であり、土のエネルギーを持っています。それが神域の力と合わさることで、私たちの周囲にある「目に見えないノイズ」を吸い取ってくれるような働きをしてくれるのです。

・室内の不浄な気をリセットする
・精神的なストレスを緩和させる
・土地や建物を神聖な力で守る

また、古くからの習わしでは、この砂を家の敷地の四隅に撒くことで、結界を張るという使い方もされてきました。現代の住宅事情では砂を撒くのが難しい場合もありますが、小さな小瓶に砂を入れて部屋の四隅に置くだけでも同様の効果が得られるとされています。生活空間が清まることで、運気の流れもスムーズになり、前向きな変化が訪れやすくなるはずです。

大国主大神の御加護を頂く安心感

出雲大社といえば、縁結びの神様として知られる大国主大神です。砂を頂く場所は素戔嗚尊のお社ですが、その砂を持ち、大国主大神が鎮まる御本殿を参拝することで、両神の守護を同時に受けるような特別な安心感を得ることができます。これは「大きな力に守られている」という心理的な支えになり、日々の生活に勇気を与えてくれます。

何か困難な決断を迫られた時や、孤独を感じる夜、ふとお守りに触れてみてください。そこにある砂は、はるか遠い出雲の地から、神様のご縁によってあなたの元へやってきたものです。そう思うだけで、「自分は一人ではない」という確信が持てるようになります。この安心感こそが、現代社会を生きる私たちにとって、何よりの薬になるのかもしれません。

・神様との繋がりを物理的に感じる
・不安や孤独感を和らげる支えとなる
・自信を持って物事に取り組めるようになる

また、大国主大神は「国造り」の神様でもあります。物事を新しく始める時や、基盤を固めたい時にこの砂を持つことで、着実に一歩を踏み出す力を貸してくれるでしょう。お守りは単なる気休めではなく、自分の内側にある「信じる力」を引き出してくれる鍵のような存在です。神様の温かな眼差しを感じながら、穏やかな毎日を過ごせるようになります。

縁結びの力を日常に持ち帰る効果

出雲大社の砂には、単なる恋愛成就にとどまらない、広義の「縁結び」の力が宿っています。縁結びとは、人と人との出会いはもちろん、仕事との縁、チャンスとの縁、そして自分自身との良き縁を繋ぐことを指します。砂を身近に置くことで、あなたの周囲に良いエネルギーが循環し始め、必要なご縁を引き寄せやすい状態へと整えてくれます。

具体的には、人間関係のトラブルが自然と解消されたり、思いがけない場所で素敵な協力者に出会えたりといった、不思議な巡り合わせを体験する方が少なくありません。これは、砂の持つ浄化力が自分自身のオーラをクリアにし、ポジティブな波長に整えてくれるからだと考えられています。良いご縁は、清らかな場所を好んで集まってくるものだからです。

・良き仕事やチャンスとの縁を繋ぐ
・対人関係を円滑にし調和をもたらす
・自分を成長させる出来事を引き寄せる

砂のお守りを持つことは、いわば「出雲のエネルギーをポケットに入れて持ち歩く」ようなものです。都会の喧騒の中にいても、ふとした瞬間に砂を通じて出雲の静寂と繋がることができます。その繋がりが、あなたから発せられる言葉や態度を穏やかにし、結果として周囲の人々との縁をより豊かなものへと変えていくのです。

参拝の過程で高まる自己の敬虔さ

砂のお守りを作る過程そのものが、自分自身の心を磨く修行のような役割を果たします。稲佐の浜へ行き、砂を採り、それを運んで交換するという手間のかかる工程は、効率を重視する現代生活とは対極にあるものです。しかし、この「手間」こそが、自分の内側にある敬虔(けいけん)な気持ち、つまり神聖なものへの純粋な畏敬の念を呼び覚ましてくれます。

ただお金を払って買うのではなく、自分の行動を通じて何かを授かるという体験は、感謝の重みを深くしてくれます。素戔嗚尊の前で頭を垂れ、砂を入れ替える瞬間の緊張感。袋に詰めた砂の重みを感じながら境内を歩く時の充足感。これらの体験を通じて、自分自身の精神が一段階、研ぎ澄まされていくのを感じることができるでしょう。

・謙虚な心と感謝の気持ちを再確認する
・一つの目的に対する集中力が高まる
・目に見えない存在への感受性が豊かになる

こうした精神的な変化は、参拝が終わった後の日常生活にも良い影響を及ぼします。他者への配慮ができるようになったり、小さな幸せに気づきやすくなったりと、人格的な成長を促してくれるのです。砂のお守りは、その「変わった自分」を忘れないためのリマインダーでもあります。砂を手にするたびに、あの時感じた清らかな心を思い出し、背筋を伸ばして生きるきっかけになります。

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砂のお守りを作る際に必ず守るべき禁止事項

砂の交換を行わず持ち帰るルール違反

出雲大社の砂を頂く上で、最もやってはいけないのが「稲佐の浜の砂を持参せずに、素鵞社の砂だけを持ち帰る」という行為です。これは非常に厳格なルールであり、これを破ってしまうと、それは神様からの授かり物ではなく、ただの「無断持ち出し」になってしまいます。この行為は、砂に宿る御神徳を無視するだけでなく、神域の秩序を乱すことにも繋がります。

素鵞社の砂は、多くの参拝者が稲佐の浜から砂を運び、入れ替えることで保たれている循環の結晶です。自分だけが楽をして砂を持ち去ることは、その美しい循環を止めてしまうことになります。「少しだけなら大丈夫だろう」という甘い考えは、お守りとしての本来の力を損なうだけでなく、自分の運気をも下げてしまう結果になりかねません。

・必ず「交換」の形を取ることを忘れない
・持参する砂を忘れた場合は、頂くのを諦める
・神域のルールは自分を守るためのルールでもある

もし稲佐の浜へ行く時間がなかったり、砂を持ってくるのを忘れたりした場合は、その日はお参りだけを済ませ、改めて出直すのが誠実な対応です。神様は結果だけでなく、そのプロセスを見ていらっしゃいます。正しいルールを守ってこそ、砂はあなたを守る強い味方になってくれるのです。謙虚な気持ちで、神聖な交換の儀式に臨みましょう。

立ち入りが禁止された場所での砂採取

稲佐の浜で砂を採取する際、どこでも自由に採って良いわけではありません。特に注意が必要なのは、自然保護や安全管理のために立ち入りが制限されている場所や、私有地、あるいは他の方が祭祀を行っている付近です。また、浜にある岩場や植物を傷つけるような行為も厳禁です。神聖な場所から砂を頂くからこそ、自然環境への配慮は不可欠です。

特に、弁天島の周囲などは観光客も多く、景観を守るためのルールが設けられていることがあります。砂を採ることに夢中になりすぎて、周囲の状況が見えなくなってしまうのは避けたいものです。また、スコップで深く掘りすぎて大きな穴を残していくのも、後に訪れる人や環境への配慮に欠ける行為です。表面の砂を少しだけ、感謝と共に頂くのがスマートな作法です。

・立ち入り禁止の看板や柵を無視しない
・穴を掘った後は必ず平らに整える
・自然を傷つけるような採取は避ける

私たちが砂を頂けるのは、豊かな自然とそれを守る人々がいるからです。その恩恵を忘れて「自分の欲」を優先させてしまうと、お守りに邪気が混じってしまいます。環境を敬い、現状を損なわないように配慮しながら採取された砂こそが、持ち主を清らかに守る力を持ってくれます。マナーを守ることは、お守りの質を高めることでもあるのです。

転売や配布を目的とした大量の持ち出し

インターネットの普及により、残念ながら出雲大社の砂がフリマアプリなどで転売されているケースが見受けられます。しかし、断言できるのは「転売された砂に、本来のお守りとしての価値はない」ということです。先述した通り、このお守りの本質は「自ら足を運び、神様と直接対話して交換する」というプロセスにあります。他人が勝手に持ってきた砂には、あなたのための御神徳は宿りません。

また、良かれと思って友人の分まで大量に砂を持ち帰ることも、基本的には避けるべきです。お守りはあくまで個人の祈りの形です。砂を持ち帰りすぎて、素鵞社の木箱が空になってしまうような事態になれば、他の多くの参拝者が困ることになります。節度を持って、自分や家族が本当に必要とする最小限の量だけを頂くのが、正しい信仰のあり方です。

・転売行為は神聖な文化を汚す行為である
・他人のための砂は、その人が参拝する機会を奪う
・一度に頂く量は、小さな袋一つ分程度に留める

もし誰かに出雲の力を分けてあげたいのであれば、砂そのものを渡すのではなく、一緒に出雲へ行く計画を立てるか、出雲大社で正式に授与されているお守りをプレゼントする方がずっと素敵です。自分の手で採り、納めるという体験は、その人自身が直接行うからこそ意味があります。分かち合いの心は大切ですが、砂の扱いに関しては「自力本願」を基本に考えましょう。

自然への敬意を欠いた不適切な扱い

砂を頂いた後、その扱いが雑になってしまうことも避けなければなりません。例えば、袋が破れたまま放置して中身をこぼしたり、不要になったからといってゴミ箱に捨てたりするのは、せっかくの御神徳を無下にする行為です。砂は「生きた自然の一部」であり、神様のエネルギーが宿った依り代であることを、手放すその瞬間まで忘れないでください。

また、砂を加工してアクセサリーにしたり、レジンで固めたりして販売することも、伝統的な観点からはあまり推奨されません。砂は呼吸し、周囲の気を吸い取って浄化してくれます。それを密閉したり、商業的な道具にしたりすることは、砂本来の力を封じ込めてしまうことになりかねません。できるだけ自然に近い形で、大切に保管することが望ましいです。

・ゴミとして捨てるような扱いは絶対にしない
・不要になった砂は近くの神社や自然の土へ返す
・神聖なものであるという意識を常に保つ

お守りとしての役割を終えたと感じた時は、感謝の気持ちを込めて、お近くの神社の古札納所へ持っていくか、自宅の庭や清潔な場所の土に返してあげましょう。「今まで守ってくれてありがとう」という言葉と共に自然に還すことで、その砂の旅は美しく完結します。最初から最後まで敬意を持って接することが、出雲の神様との良いご縁を保つ秘訣です。

正しい作法で出雲大社の砂を生活に取り入れよう

出雲大社の砂でお守りを作るという体験は、単なるパワースポット巡りを超えた、自分自身を見つめ直す聖なる旅となります。稲佐の浜で波の音を聴きながら砂を手にし、それを大切に抱えて素鵞社の森へと進む。その一歩一歩が、あなたの心にある「迷い」や「穢れ」を払い、神様との深い繋がりを太くしてくれます。砂は単なる物質ではなく、あなたが捧げた誠意と、神様が授けてくださった慈愛が溶け合った、目に見える形での「ご縁」そのものなのです。

手元に完成した砂のお守りがある生活は、どこか凛とした清々しさをもたらしてくれます。カバンの中に感じる小さな砂の重みが、日常のふとした瞬間に、出雲の雄大な空気を思い出させてくれるでしょう。それは、目まぐるしく変化する現代を生きる私たちにとって、いつでも「心の平穏」へと立ち戻れるための魔法のスイッチのような役割を果たします。何かを成し遂げたい時、あるいは心が折れそうな時、その砂に触れることで、あなたは再び前を向く強さを取り戻すことができるはずです。

もちろん、一番大切なのは砂という形以上に、その砂を授かるまでにあなたが尽くした手間と、神様を敬う心です。作法を守り、自然を愛しみ、謙虚な気持ちで頂いた砂だからこそ、それはあなたを一生懸命に守ってくれるのです。この記事を通じてご紹介した手順や真意が、あなたの出雲参拝をより豊かで意味のあるものにする助けになれば幸いです。正しい作法で頂いた砂と共に、あなたの人生に素晴らしいご縁と、輝かしい変化が訪れることを心よりお祈りしております。さあ、あなただけの守護の砂を完成させるために、まずは稲佐の浜へと足を運んでみませんか。

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この記事を書いた人

能の舞台に立つ演者の佇まいに魅せられて、伝統芸能という世界に深く惹かれてきました。
日本の能や狂言、歌舞伎、そしてアジアや欧州の伝統演劇にも心を寄せ、舞台を巡る旅を続けています。
そんな舞台芸術の魅力を、一緒に見つけていただけたら嬉しいです。

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