一目ぼれする人続出のつばき柄の御朱印帳!帯ゴム付きで持ち運びも便利
お気に入りの器が割れてしまったとき、新しい命を吹き込む「金継ぎ 道具」があれば、思い出をより美しい形で残せます。最近では自宅で手軽に始められるキットが増えており、どれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。本記事では、初心者から本格派まで満足できるおすすめの道具を厳選してご紹介します。
失敗しない金継ぎ道具の選び方と注目ポイント
伝統的な本漆か簡易版かで選ぶ
金継ぎ 道具を選ぶ際に最も重要な分岐点は、天然の「本漆」を使用するか、エポキシ樹脂などの「簡易素材」を使用するかという点です。
伝統的な本漆を用いた手法は、天然素材ならではの温かみのある仕上がりと、何世代にもわたって使い続けられる強固な耐久性が魅力です。漆は固まるまでに湿度の管理が必要で、完成までに数週間から数ヶ月を要しますが、その過程を楽しむのも金継ぎの醍醐味と言えるでしょう。また、本漆は硬化すれば口に触れる器にも安心して使用できる食品衛生法上のメリットがあります。
一方で、簡易版のキットは速乾性に優れた接着剤や合成樹脂を使用します。これらは数時間で実用強度に達するため、忙しい現代人や、まずは見た目だけを直したいという初心者の方に適しています。ただし、熱いお湯に弱かったり、食品に使用する器への適性が限定されたりする場合があるため、用途に合わせて選ぶことが大切です。まずは自分が何を重視するのか、伝統の技か利便性かを明確にしましょう。
セット内容の充実度を確認する
金継ぎに必要な道具は多岐にわたります。漆や金粉といった主材料だけでなく、ヘラ、筆、彫刻刀、ヤスリ、そして漆を乾かすための「漆風呂(うるしぶろ)」代わりの箱など、揃えるべきものは意外と多いものです。
市販のキットを購入する場合は、これらが過不足なく含まれているかを確認してください。特に安価なセットの場合、消耗品である筆の質が悪かったり、金粉ではなく真鍮粉(しんちゅうふん)のみが付属していたりすることがあります。真鍮は時間が経つと黒ずむ性質があるため、長く美しさを保ちたいなら純金粉が含まれている、あるいは追加で購入できる拡張性のあるセットが理想的です。
また、意外と見落としがちなのが「スポイト」や「パレット」などの細かな備品です。これらが最初から揃っているオールインワンタイプのキットを選べば、届いたその日から作業を開始できます。自分で一つずつ買い足す手間を省きたい方は、プロが監修したフルセットの内容を細かくチェックし、追加の買い出しが不要なものを選びましょう。
初心者向けの解説書の有無
金継ぎは非常に繊細な工程を積み重ねる作業です。そのため、道具の質と同じくらい重要になるのが、作業手順を分かりやすく示した「解説書」の存在です。
特に漆の扱いには独特のコツがあり、混ぜるタイミングや乾燥させる際の湿度管理など、文字情報だけでは伝わりにくい部分が多く存在します。最近では、写真が豊富な冊子に加えて、QRコードから作業動画を確認できるサポート付きの道具セットが人気を集めています。動画であれば、漆の練り具合や筆の運び方を視覚的に理解できるため、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。
また、解説書が単なる手順書に留まらず、トラブルが起きた際の対処法(リカバリー方法)まで記載されているとより安心です。「漆が固まらない」「金粉が綺麗にのらない」といった初心者が陥りやすい壁を乗り越えるためのヒントが充実しているセットは、長く趣味として続けるための強い味方になります。購入前にレビューを確認し、説明書の分かりやすさに定評があるブランドを選ぶことを強くおすすめします。
作業環境に合わせた素材選び
自宅で金継ぎを行う場合、作業スペースの環境に合わせた素材選びも欠かせません。漆は天然素材ですが、人によっては肌にかぶれを引き起こす成分「ウルシオール」が含まれています。
十分な換気ができる場所があるか、または小さなお子様やペットが触れない環境を確保できるかを確認しましょう。最近では、肌にかぶれにくいように精製された漆を採用している初心者向けセットも登場しています。作業環境を汚さないために、使い捨てのゴム手袋や、作業マットがセットに含まれているかどうかも、スムーズなスタートを切るためのポイントになります。
また、漆を乾燥させるには「温度20〜25度、湿度70〜80%」という特殊な環境が必要です。日本の気候では夏場は管理しやすいですが、冬場などは加湿が必要になります。こうした環境管理が難しい場所で作業する場合は、専用の保管箱が付属しているものや、比較的環境に左右されにくい合成樹脂タイプの道具を選ぶのも一つの手です。ご自身のライフスタイルと、無理なく作業を続けられる場所を想定した上で、最適な道具を選び抜いてください。
映画「国宝」の原作の文庫本は2冊で構成されています!まずは上から読み始めよう
映画「国宝」の原作の「下」はこちら。
初心者にもおすすめの金継ぎ道具セット6選
【つぐつぐ】TSUGUKIT|伝統的な金継ぎセット
伝統的な技法を大切にしながらも、初心者への配慮が尽くされた最高級のキットです。高品質な天然漆と純金粉がセットになっており、本格的な仕上がりを約束します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | TSUGUKIT(つぐキット) |
| 価格帯 | 10,000円〜15,000円 |
| 特徴 | プロ監修の動画解説付きで、本漆を使った本格修理が可能 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
【播与漆行】金継ぎセット|本格的な漆塗りを体験
創業明治の老舗漆屋が提供する、信頼の道具セットです。プロが使用する漆と同じ品質の材料が揃っており、道具の耐久性にも定評があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 播与漆行 金継ぎ初心者セット |
| 価格帯 | 8,000円〜12,000円 |
| 特徴 | 老舗ならではの高品質な漆と、使い勝手の良いヘラが魅力 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
【藤井漆工芸】金継セット|必要な道具が全て揃う
金継ぎに必要なすべての工程をカバーする、充実のラインナップが特徴です。これ一つで欠け、ひび、割れのすべてに対応できる万能なセット内容となっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 藤井漆工芸 金継セット |
| 価格帯 | 7,000円〜10,000円 |
| 特徴 | 工程別の材料が小分けされており、初心者でも迷わず使える |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
【ミノバ】金継ぎキット|ギフトにも最適なデザイン
洗練されたパッケージデザインで、自分へのご褒美やプレゼントにも最適です。解説書がお洒落で分かりやすく、趣味としての楽しさを引き立ててくれます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | minova 金継ぎキット |
| 価格帯 | 9,000円〜13,000円 |
| 特徴 | デザイン性と実用性を両立。モダンな器にも合う仕上がり |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
【東急ハンズ】金継ぎ初心者セット|手軽に始められる
バラエティショップならではの手軽さと、必要なものをコンパクトにまとめた構成が魅力です。合成樹脂を使用した簡易的なものもあり、入門編として最適です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 東急ハンズオリジナル 金継ぎセット |
| 価格帯 | 5,000円〜8,000円 |
| 特徴 | 手に入れやすい価格帯で、まずは試してみたい方にぴったり |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
【めじろ】本格金継ぎセット|プロ愛用の厳選道具
専門家が選定した本格的な道具が揃うセットです。付属の筆の質が高く、繊細な金の線を描きたい方や、ステップアップを目指す方に支持されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | めじろ 漆・金継ぎセット |
| 価格帯 | 12,000円〜18,000円 |
| 特徴 | 職人仕様の道具構成で、一生物の技術を磨くのに最適 |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
\ 国内・海外のテーマパークや美術館・博物館チケットに使える!/
数量限定クーポンで旅行先で素敵な体験を!
金継ぎ道具を比較する際に注目すべき4つの基準
乾燥時間と硬化の仕組み
金継ぎ 道具を比較する上で、乾燥時間は作業のリズムを決定づける重要な要素です。天然漆の場合、化学反応ではなく「酸化重合」によって固まるため、湿度が低いといつまで経っても乾きません。逆に湿度が高すぎると漆が急激に反応し、表面にシワが寄ってしまうこともあります。
このデリケートな乾燥プロセスを管理すること自体が金継ぎの楽しさではありますが、時間が取れない方にはストレスになる場合もあります。一方、合成樹脂やエポキシ系を用いたキットは、A液とB液を混ぜることで化学反応を起こし、周囲の環境に関わらず一定の時間で確実に硬化します。このように、自分が一つの作品にどれだけの時間をかけられるか、そしてその「待ち時間」を贅沢なものと感じられるかどうかが、比較の大きなポイントとなります。
セットに含まれる金粉の純度
仕上げの美しさを左右するのが、金粉の種類と純度です。多くのキットには「消粉(けしふん)」と呼ばれる非常に細かい金粉が付属していますが、その素材が「純金」なのか「真鍮」などの代用金なのかによって、数年後の輝きが大きく変わります。
純金粉は酸化しないため、10年後も20年後も変わらぬ黄金の輝きを放ち続けます。一方で代用金はコストを抑えられますが、空気中の水分などで変色しやすく、アンティークのような風合いになるのが特徴です。また、金の粒子サイズによっても、マットな質感になるか、キラキラとした光沢が出るかが異なります。ご自身が直したい器の格や、最終的なデザインの好みに合わせて、金粉の質をしっかりと比較検討することが、後悔しない道具選びの近道です。
アレルギー反応への配慮
天然の漆を扱う上で避けて通れないのが、皮膚のかぶれ問題です。漆の主成分であるウルシオールは非常に強力な接触性皮膚炎を引き起こす可能性があり、体質によっては近づくだけで反応が出る方もいます。
最近の道具セットでは、あらかじめアレルギー物質を取り除いたり、反応を抑制する精製を施した「低かぶれ漆」を採用しているものがあります。特に自宅のリビングなどで作業をする場合、同居する家族への影響も考慮しなければなりません。かぶれが心配な方は、最初から低刺激な漆を選んでいるメーカーのキットを探すか、あるいは漆を一切使用しない「新金継ぎ」と呼ばれる合成樹脂タイプの道具セットを比較対象に入れるべきです。安全に、そして健康に配慮しながら趣味を楽しむための重要な基準です。
コストパフォーマンスの比較
金継ぎの道具は、一度購入すれば何度でも使えるものと、漆や金粉のように使えばなくなる消耗品に分かれます。初期費用の安さだけで比較するのではなく、トータルでのコストパフォーマンスを見極めることが賢い選択です。
例えば、少し高価なセットでも、付属の漆の容量が多かったり、筆が洗って何度も使える高品質なものであれば、結果的に多くの器を直すことができ、1回あたりの修理コストは安くなります。逆に、安価なセットは使い切りに近い内容量だったり、一度使うと毛が抜けるような粗悪な筆が入っていたりすることもあります。自分が今後どれくらいの頻度で金継ぎをしたいのかを考え、1回あたりのコストや、中長期的に見て買い足しが必要なパーツの価格まで含めて比較することをおすすめします。
小学校の教科書にも載っている人気狂言も掲載されているのでとってもわかりやすい!
能や狂言を観る前にも観たあとにもおすすめの一冊です。
金継ぎ道具を長く愛用するための注意点と活用法
漆によるかぶれへの対策
金継ぎ 道具として天然漆を扱う際は、何よりもまず「かぶれ」に対する防御策を徹底することが長く続ける秘訣です。漆は一度かぶれてしまうと、その辛さから作業を断念してしまう方が少なくありません。
作業時は必ず、手首までしっかり覆う使い捨てのニトリル手袋を着用してください。また、漆が袖口に付着するのを防ぐために、アームカバーや汚れても良い長袖を着用するのも効果的です。もし万が一、漆が直接肌に触れてしまった場合は、すぐに水で洗うのではなく、まずはサラダ油などの植物油を含ませた布で拭き取ってください。漆は油に溶ける性質があるため、油で浮かせた後に石鹸で洗うのが正しい手順です。こうした初歩的な対策をルーティン化することで、安全に金継ぎを楽しむことができます。
筆や道具の正しい洗浄方法
金継ぎで使用する筆やヘラは、漆が一度固まってしまうと二度と使えなくなってしまいます。そのため、使用後の「道具のケア」こそが、金継ぎの中で最も重要な工程の一つと言っても過言ではありません。
筆を洗う際は、水は絶対に使用しないでください。まずはテレピン油や灯油などで漆を丁寧に洗い落とし、その後にヘラなどで油を絞り出します。さらに、筆の根元に漆が残らないよう、少量の油と小麦粉(または専用のクリーナー)を混ぜて筆を揉み洗いする「筆洗い」の技法を覚えると、筆の寿命が格段に伸びます。高価な道具も、正しいメンテナンスを行えば数年にわたって最高のパフォーマンスを発揮してくれます。作業が終わって一息つく前に、道具に感謝を込めて手入れをする時間を必ず設けるようにしましょう。
余った材料の保管と劣化防止
金継ぎの材料、特に漆は非常にデリケートな性質を持っており、保管方法を誤るとすぐに変質して使えなくなってしまいます。漆は空気に触れると酸化が始まり、一度固まってしまった漆は元に戻りません。
チューブ入りの漆を使用する場合は、空気をしっかり押し出してからキャップを閉め、冷暗所で保管するのが基本です。また、漆は湿気を好みますが、極端な高温や直射日光は厳禁です。冷蔵庫の野菜室などで保管する愛好家も多いですが、その際は家族が誤食しないよう厳重に管理してください。また、金粉などの粉末材料も湿気によって固まったり変色したりすることがあるため、乾燥剤を入れた密閉容器に保管するのが理想的です。高価な材料を無駄にしないためにも、環境を整える工夫をしましょう。
完成後の器の取り扱いルール
苦労して直した器を長く使うためには、完成後の取り扱いにも特別なルールが必要です。金継ぎで修理した器は、かつての強度を完全に取り戻したわけではなく、あくまで「優しく扱うべき美術品」として生まれ変わったと認識してください。
まず、電子レンジや食洗機の使用は絶対に避けてください。急激な温度変化や強力な水流、洗剤の摩擦は、漆や金の表面を傷め、剥離の原因になります。また、長時間水に浸しておくことも避け、洗う際は柔らかいスポンジで優しく手洗いし、すぐに水分を拭き取ることが大切です。さらに、直した箇所に直接硬いものを当てないように注意し、器を重ねる際も緩衝材を挟むなどの配慮をすると、美しい黄金の輝きを長期間維持できます。大切に扱うことで、器への愛着はさらに深まっていくはずです。
自分に最適な金継ぎ道具で器を美しく蘇らせよう
「金継ぎ 道具」を選ぶということは、単に修理キットを買うだけでなく、壊れたものを慈しみ、新しい価値を生み出す「体験」を買うことでもあります。これまで見てきたように、伝統を重んじる本格的なセットから、初心者でもその日に完成させられる手軽なキットまで、今の市場には多彩な選択肢が揃っています。大切なのは、自分のライフスタイルや器への思い入れに合わせて、無理なく楽しめる道具を選ぶことです。
初めての方は、まずは全ての道具が揃ったオールインワンのキットからスタートすることをおすすめします。丁寧な解説書や動画サポートがあれば、失敗を恐れずに挑戦できるはずです。また、本漆の奥深さに触れることで、日常の喧騒を忘れ、一つの器に集中するマインドフルネスな時間を得ることもできるでしょう。金継ぎで直した器は、割れる前よりもずっと個性的で、持ち主の歴史が刻まれた唯一無二の存在になります。
この記事が、あなたの器を再び輝かせるための第一歩となれば幸いです。丁寧なメンテナンスを心がければ、一度手にした道具はあなたの素晴らしい相棒となってくれるでしょう。割れてしまったからといって諦めるのではなく、金継ぎという日本の素晴らしい文化を通じて、より豊かな生活を始めてみてはいかがでしょうか。まずは気になるセットを一つ手に取り、静かな夜に器と対話する時間を作ってみてください。その先には、きっと新しい感動が待っているはずです。
能や狂言の鑑賞に軽々と足を運べるようになる!

